どうも、日本一周2周目にゃんたび夫婦の妻さくらです!
私さくらと夫のくろは、カップル時代に日本一周を達成しました。
旅行が好き!日本一周してみたい!でも時間やお金がかかりそうやなあ…
私そんなアクティブちゃうしな…
私はなんとなくそんな風に考えていました。
・日本一周を検討している
・旅行に行きたい気持ちはあるけど不安が多い
・旅行を楽しめるようになりたい
・HSP女子を旅行に連れていきたい
当時は気がついていませんでしたが、私はHSPという、いわゆる繊細な人です。
具体的にはHSPの中でもHSEなのですが、HSEについては、旅行好き心理士がHSEの3つの特徴を解説してみた記事をご覧ください♪
HSPに加えて、小柄、運動音痴、少食、不器用。
外に出ることは私にとっては刺激にさらされることなので疲れてしまいます。
そんな私が大学生の時、くろと出会いました。
くろはアクティブで、よくひとりで電車に乗って旅をしているような人。
その出会いが私を変えました。
一体どのように変化したのか。
HSPの私がどうやって日本一周なんでできたのか、お話していきます!
ほないくで~🌸
目次

当時自分が繊細であることに気がついていなかったとはいえ、元々インドアの私。
方向音痴なので一人ではすぐ迷子になるし、車も運転できないし、そもそも一人なら家でゲームしたり動画を見ていた方が楽しいと思うタイプです。

ちなみに今でもこれはそのまんま〜
友達と遊ぶのは好きで好奇心だけはめちゃめちゃ強いので、誰かと一緒に旅行に行くのは大好き!
ですが、今思えばどんなに楽しい旅行も友達に合わせて無理していたこともあったし、そもそも自分から旅行に行きたい!と言うような人ではありませんでした。
そんな私が、くろと付き合うことになってから、一緒にたくさん旅行をするようになりました。
くろは旅行の手配や、旅程を組むのがとっても上手。

一人旅もよくやってました
地図も読めて方向感覚も抜群なので、安心して旅路をお任せできました。
そして、私のことを理解していきながら、私のペースややりたいことも考慮してくれました。

これなら私も行ける!楽しいぞ!ってなったんです
後から考えたことですが、私たちにとって日本一周の目的は、二人の絆を深めることでした。
旅行は非日常なので、楽しいこともトラブルも、なーんかいつもよりたくさん起こります。
そんな非日常を良きも悪きもひっくるめてぜーんぶ一緒に経験していくことで、二人の仲がより深まっていったなと感じます。
旅行をするとなんかめっちゃ喧嘩になるというカップル・夫婦は多いとも聞きますが、個人的には予期せぬトラブルの対処の仕方に二人でズレがあったり、そもそも大変な状況になると喧嘩って起こりやすいのかなあなんて思ったりしてます。
幸い私たちは二人とも人と喧嘩をするエネルギーを持ち合わせておらず。笑
お互いのいろんな面を知り、ペースを知りながら、トラブル対処の二人の最適解を見つけていきました。

旅行の楽しみ方もカップルによって違いますよね

俺らはめっちゃ移動してまったりしてって感じかな

あとはとにかく美味しいもの食べる!
長距離移動などお互いちょこっと(?)無理をすることもありますが、基本的にはお互いのやりたいこと、ペースを尊重しながら、二人の旅行の楽しみ方を見つけていきました。
このようにして私たちは旅行を通して仲を深めていき、気がついたらかなりたくさんの都道府県を訪れていました。
せっかくなら全都道府県を訪れたい!と思い、段々とそのつもりで旅行の計画を立てるようになったのでした。

日本一周!となると、学生の間に長い休みを利用して行ったり、中には会社をやめて旅に出る、という人が多いですよね。
(そういう人のYouTube動画を見るのが好きな人、仲間です笑)
でも、私たちにそんな決断力はないし、特に私は旅行に出ずっぱりなんて疲れすぎて無理。笑
そんな私たちが日本一周をした方法は、「延べ日本一周」です。
私たちは学生の頃、複数のサークルを掛け持ちしたり、わりと忙しい学生生活を送っていましたし、社会人になってからも、二人ともフルタイムで働いていました。
なので一気に一周することはできませんでした。
そのかわり、連休やお盆休み、年末年始の休みなど、休日ごとにここぞとばかりに旅行へ行き、その合計で日本一周を達成したんです。
旅行はHSPでない人にとっても疲れやすい「非日常」なので、どんなに楽しかろうが疲れます。
しかしその点延べ日本一周は少しずつ出かけていくので、HSPさんでも工夫をすれば無理なくできますし、仕事が忙しくてなかなか何日も旅行に行けない人でも日本一周が可能になります。
延べ日本一周という形が、私たちにとっての日本一周の定義であり、最適な方法でした。

私たちの述べ日本一周の方法について、簡単にお話していきます♪

日本一周する!となったら気になる、その予算。
延べ日本一周のいいところは、その時々の経済状況によって都度予算を組めるところです。
お金はないけど時間はある学生の時は、安いホテルでとにかく観光!
社会人になってからは少しずつ贅沢をするように。
このブログの日本一周の記事たちをたどるとその変遷がバレちゃう🤫笑
そんな感じなので、私たちは47都道府県まわるのに7年かかりました。
早い?遅い?笑
時間と体力のある学生諸君に言いたいのは、とにかく色んなところに行きたいなら、今!旅に出るんだ!!!
…とまあ月並みかもしれませんが、年をとると一気に東北をまわったりなんていうパワフルプランは嫌になっちゃうんで…。
とはいえ延べ日本一周のいいところは、時間がかかったとしても無理なく日本一周できるところ!
予算、期間のことを考えても、誰もが達成しやすい方法だと思っています🐾

旅行の移動手段は大抵電車、レンタカー、遠い場所は飛行機、というところかと思いますが…。
私たちは述べ日本一周中、特に青春18きっぷに大変お世話になっています。
青春18きっぷは、JR全線の普通列車の普通車自由席が12,050円で5回(人)乗り放題というトンデモお得切符!
新幹線などに比べると時間はめちゃくちゃかかります。笑
が、気軽に途中下車しやすいので、一気に色んなところへ行きやすいというメリットがあります。
長旅にはなるので、HSPさんにはしんどいところも正直あります。
でも、電車でごとごと長い時間揺られる間、お昼寝したり、読書したり、音楽を聴いたり…。
お気に入りの過ごし方が見つかれば、移動の時間が楽しみにもなります♪
青春18きっぷの強みは、途中下車ができるところ!
JRが通っているところは基本的に途中下車を繰り返しながらできるだけたくさん観光する、というのが特に若い頃の王道ルートでした。
20代後半になっても、まだまだ18きっぷも使いつつ、ちょこっと新幹線を使いながら旅行に行っています。
車が運転できるに越したことはありませんが、運転できなくても47都道府県制覇は可能です!
述べで7年かけてとはいえ、限られた時間の中で47都道府県を制覇しようとしたので、もちろん大変なこともありました。
1カップルの体験談として参考にしていただけたら嬉しいです。

できるだけ1回の旅行でいろんなところへ行きたい!となると、長距離移動が発生することもしばしば…。
一気に大阪から下関まで移動したり…。
北海道で5時間車で移動したり…。
移動も道中の風景を楽しめるとはいえ、身体的な疲労は結構大変なものがありました。

結構寝ちゃってることも多いかな

うむうむ(運転中)
比較的体力があり運転ができるくろがいつもレンタカーの運転を担当し、電車の乗り換えなどもくろが把握して私を連れていってくれてもなお疲れる私…。
長距離移動を組んでいるのもくろなんですけどね。笑
いかんせん、長距離移動は結構大変でした。

刺激を良いも悪いも受けやすい私にとって、旅行は大冒険。
どんなに旅行が楽しくても、疲れは相当なものでした。
繊細か否かに関わらず、旅行は非日常なので、自分でも気が付かないうちに疲れが溜まったりすることも多いと思います。
私たちが述べ日本一周を達成したのは20代の時だったので、若さは必要だったのかもしれません…。
旅行はいつでもできますが、ちょっと無茶してでもとにかくいろんな体験がしたい場合は若いうちにやってしまうが吉です!
大変なこともありましたが、私はやって良かったことの方が圧倒的に多かったので一切後悔していません!
旅の素敵さが伝わったら嬉しいです…!

夫婦になった今でも共通の趣味として度々旅行に出掛けていますが、述べ日本一周中は特に旅行に行くことで仲を深めていたように思います。
素敵な景色も美味しいものも一緒に楽しんで、二人だけの思い出がたくさん増えたり。
トラブルを一緒に乗り越えることで二人なりの協力の仕方を学んだり。
普段のデートではなかなか見えないお互いの一面を知ることができたり。
素敵なことも大変なことも一緒に体験することで、二人の仲が深まっていったなと実感しています。

これに関してはくろよりも私の方が恩恵を受けたかもしれません。
インドアで、人と関わるのは好きながらもどちらかというと狭い世界で生きていた私。
述べ日本一周をする中でいろんな場所、いろんな体験を知り、知っている世界がめちゃめちゃ広がりました。
また、自分の苦手とも出会い、対処を考えていくことで対応できることが増え、述べ日本一周をする前よりかなりタフになりました。

旅行という非日常体験は、とても思い出深く脳に刻まれます。
夫婦で今でも振り返ったり、写真を見返して懐かしんだり。
旅行中大雨に見舞われ踏んだり蹴ったりになったことも、帰りの飛行機が欠航になったことさえも私たちにとっては大切な思い出。
述べ日本一周を達成したぞ!という達成感と共に、一生物の大切な思い出がたくさんになりました。

HSPさんは非日常が苦手です。
旅行がいくら大好きでも、やはり旅行は非日常なので、大いに疲れます。
また、ずっと人と一緒にいることも疲れます。
考えることが増えて、神経を使い続けてしんどくなります。
私の場合は、くろとのデートは最初こそめちゃくちゃ神経を使ってました。
でも、くろは私がHSPと知らずとも私のことをよく理解してくれてたので、いつからか神経を使わなくてよくなりました。
(その説はありがとうやで)
HSPさんが旅行に行くときは
- せめて旅行の前後は余裕のあるスケジュールを組むこと
- 必要に応じてひとりの時間を確保すること
の2つが大切かなと思います。
ちなみにせめて、というのは、私たちの場合、旅行中はできるだけ色んなところを回りたいがためにギッチギチのスケジュールになることが多かったのです…。笑
そのかわり、旅行の前後は余裕のあるスケジュールを組んで、特に旅行後はぐっっすり寝てました。
旅行中ひとりで行動することって意識しないとあまりないかもしれません。
でも、おみやげ屋さんで別行動したり、トイレ休憩を多めにとったり、意識すれば結構ひとりの時間は確保できます。
HSPさんがひとりになりたい、と思った時に、自分から言いにくい、という場合もあります。
友達やカップル、家族で何でも言いやすい関係性を作ることも大切ですが、とっさに言えなくても大丈夫なように、ひとりタイムをあらかじめ予定に入れておくと安心です。

HSPは旅行が苦手、しんどいことが多い…。
たしかにそんな部分はありますが、私はHSPだからこそ旅行を楽しめると思っています。
HSPさんは音や光、においなどを敏感に感じ取ります。
それは時に寝付けない、気になって勉強に集中できない、などの悩みにつながります。
一方で、芸術作品や音楽の機微を人より感じ取ることができ人一倍感動することができます。
旅行先で出会った景色に人一倍感動し、その場の音、光、においを存分に感じ取ることができます。
私は鼻炎であまりにおいには敏感ではありませんが(笑)
日本一周をする中で出会ったたくさんの景色、出来事、おいしいものを存分に楽しめると感じています。
行った場所について、私はどのような経路で行ったのかなどはたいてい全く覚えていません笑

おれは写真と地図を見たらだいたい思い出せるで

すごい
でも、どんな景色だったか、どんな出来事があったのか、あの時食べたおいしいものはどんな味だったのか…。
そんな細かい思い出について、私はくろよりも圧倒的にたくさん記憶しています。
HSPさんは周りのことによく気が付いて気疲れしてしまう分、アンテナを張っていれば、たくさんの幸せを見つけることができるんです。
HSPさんが旅行に行けば、旅行先にはたくさんの幸せが転がっていて、その幸せを楽しみ尽くすことができると思うのです。
…とこんな感じで、HSP女子の私は日本一周を達成しました。
達成しました、と言ってますが、私が楽しく日本一周できたのは他の誰でもなく、くろのおかげです。
いつも旅行のスケジュールを組むのは全部くろですし、手配から何から全部くろがやります。笑
何より、くろが私をよく理解して寄り添ってくれることで、私が楽しく過ごすことができています。
誰もが一度は憧れる日本一周。
こんな私でも達成できたので、この記事をここまで読んでくださる忍耐力のあるあなたにはきっとできます!
何か一つでも旅の参考になれば嬉しいです。
このブログでは、知れば旅行がもっと楽しくなるマインドコラムや延べ日本一周で訪れた場所の詳細レビューなどを発信していますので、ぜひ他の記事も見て行ってください!
ほなまたね~🌸
にゃんたびぶろぐ 🐾 繊細さんの大冒険 
