どうも、日本一周2周目にゃんたび夫婦の妻さくらです!
旅ブログで、なんでHSPの話?と思われたかもしれません。
私、さくらは中度のHSPです。
HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略で、簡単に言うと繊細な面を持つ人のこと。
外に出るだけで、あらゆることが気になって疲れてしまいます。
また、たくさんの情報が一気にふってくるとパニックになりやすかったりもします。
「え?旅行向いてなくない?」
そんな声が聞こえてきそうです。笑
私は、繊細かつインドアです。
でも、7年かけてカップルで述べ日本一周を達成しました。
もともとはそんなに旅行に興味がなかったんです。なんせインドアなんで。笑
友達や家族となら行くし、行ったら楽しいけど疲れるなあくらいの認識でした。
そんな私が延べ日本一周できたのはまごうことなき夫、くろのおかげ。
非繊細さんの夫くろと一緒に旅行に行きまくる中で旅行経験値を積みまくり、いつのまにか私は旅好き女子になっていました。
いやでも待てと。
本当にそれだけかと。笑
延べ日本一周を達成するかしないかあたりにHSPという言葉を知り、色々調べ始めました。
どうもあてはまるようなあてはまらないような微妙な感じだなーと思ったんです。
そこで、色々とネットで診断を試してみました。
どうやらHSPの中でも色々と種類があり、おそらく私はその中でもHSEだろうと思うようになりました。
診断にも色々ありますし、人によってHSPの程度や種類の組み合わせがめちゃくちゃ様々。
私の場合、HSPの診断では中度くらいの結果でしたが、HSEの診断だとかなり高い得点が出ていました。
HSEとはHighly Sensitive Extroversionの略で、簡単に言うと外交的、社交的な繊細さんです。
HSEには、ざっくり3つの特徴があると私は思っています。
この記事では、旅好き心理士である私がピッタリあてはまったHSEの3つの特徴について、いったいどんなものがあるのかまとめてみました。
3つの特徴それぞれで、旅行をより楽しくするヒントも詰め込みました。
繊細さんにも非繊細さんにも役に立つ内容かもしれないので、一例としてお読みください!
・HSP、HSEについて気になる人
・いつも楽しくいたいのに、よくわからないもやもやが多い人
・にゃんたびブログをより深く理解して読みたい人
ほないくで~🌸

HSEも、五感が鋭いなどのHSP気質は持っています。
しかし、一般的なHSPさんが人間関係に悩みやすい一方で、HSEさんは人と関わることは大好き。
むしろ求めていて、ひとりでいるとさみしくなったりします。
また、必要とされれば集団の中で中心人物になったりします。
私はあまり前に出るタイプではないと自分で思っていながら、高校の部活では部長をしたり、現在も所属の趣味団体で運営に携わったりしています。
でもひとりの時間は必要です。
ただ、人間関係から離れるためではなく、次に人に会う時のための準備をめちゃくちゃします。
現在私は心理職という対人職を楽しんでやっています。
でも、やはりとっても疲れることでもあるので、週3日程度で働いて、残りの時間は仕事のための勉強や、休息の時間、このブログを書く時間などにあてています。
人と関わることが好きで得意なのに、疲れる。
人と調和できる良い環境であればとても力を発揮できるのですが、人と関わることは大きな刺激でもあるので、疲れてしまうんです。
誰かと一緒に旅行へ行く時も、めちゃくちゃ楽しい反面めちゃくちゃ疲れます。
疲れるんですが、人と関わることが好きなHSEにとっては、誰かと旅行へ行くことはその人と仲を深める絶好のチャンス!
トイレに行ったり、別行動をしたりしてひとりの時間を確保するなどの工夫次第で、友達やパートナー、家族との旅行を誰よりも楽しむことができます!
・人と関わることが好きで集団の中心人物になりがち。
・でも疲れやすく、次に人に会うための準備に時間がかかる。
・工夫次第で、友達やパートナー、家族との旅行を誰よりも楽しむことができる!

刺激追求型で、自ら大いに刺激の多いところへつっこんでいくHSEさんが多く、そういう人のことはHSS型HSEというそうです。
私の場合はちょっとだけ刺激を求める部分がありつつ、基本的には刺激は苦手。
なので、旅行は好きですがひとりで行くことはしません。
方向音痴なので難しいということもありますが、刺激がいっぱいの旅行にひとりで行くことに対する不安が高すぎて、行けないんです。
ひとりで海外旅行などもってのほか!笑
こわくて行けません。
また、HSS型さんは暇がこわい、というのがあるあるらしいですが、暇は大好きです。笑
HSEは人と関わることが好きで、周りからも明るいと思われてたり、慕われることも多いと言われています。
そのため刺激が苦手だとは思われにくかったり、自分でもわかっていないことが多いのですが、刺激が苦手な特性を持っているので気を付ける必要があります。
旅行中も気が付かないうちにたくさんの刺激に疲れていることが多いので、こまめに休憩をとるなどの工夫が必要です。
・気づきにくいものの、刺激は苦手。
・旅行中もこまめに休憩を。

私は最近まで自分が繊細と思っていませんでした。
人と一緒に何かをすることが好きで、アクティブな生活をしてました。
もともと小柄の運動音痴の方向音痴の不器用。(並べるとひどい笑)
それが原因で周囲からも非力なイメージがあったりしましたが、それ以外の部分ではわりと活動的な方だったと思います。
でも、なんとなく違和感を感じていました。
皆で何かに取り組んでいる時、楽しいことのはずなのにしんどいな、と思ったり。
ふとした他人の言葉にすごく傷ついたり。
でも周りからはそんなふうに見えなくて、いつも明るいね、と言われてました。
何なら自分も何となく違和感を感じるものの、傷ついた、というのは後からよくよく考えたらあの時私傷ついてたんや、みたいな。
心理関係の仕事を目指して勉強するようになり、自分のことについてよく考えるようになりました。
そこから、あ、今しんどいんや、とか、あ、こういう時私傷ついてるんや、と自覚するようになったんです。
なのでもしかすると、なんかわからんけど、楽しいはずやのになんかしんどいねん、なんか疲れるねん!みたいな気持ちになりやすい人はHSEなのかもしれません。
もちろん他の理由もたくさん考えられますが、頭の片隅に入れておくといつか救われるかもしれません。
私は自分がHSEなのかもしれないと思うようになってから、なんとなく苦しかった部分の理由がわかり、かなり楽になりました。
正直私の場合、自分の繊細さに気が付かなくても、幸せに生きていたかもしれません。
でも気が付いたことで対処できることも増え、人生が豊かになったなと感じます。
また、私は周りの環境に本当に恵まれていたと思います。
家庭環境や人間関係に恵まれ、周りに良き理解者がいてくれたことで、自己肯定感が下がりすぎることもなく大人になりました。
・自分のことをよく理解すること。
・周りに良き理解者がいること。
この2つは、HSPやHSEに限らず、人生を豊かに、生きやすくしてくれると思います。
気が付いたことで、旅行もめちゃくちゃ楽しくなりました。
理由は2つあります。
1つめは、繊細な面があると知ることで対策できることが増えたこと。
旅行自体の経験値が上がっていったことももちろんですが、繊細と気が付く前の自分と気が付いた後の自分では、対策しようと思う内容が違いました。
2つめは、旅行中に体験することをより深く感じ取ることができるようになったこと。
繊細さんはもともとこの力を持っているんですが、不思議なもので、力を持っていると気が付くことで、よりその力は発揮されるんです。
・なぜかわからないもやもやが多い人はHSEかも?
・HSEと気が付いて、対処できることが増えた!
・自分のことを理解すること、良き理解者の存在は人生を豊かにしてくれる!
・旅行もめちゃくちゃ楽しくなった!
いかがでしたでしょうか。
私が延べ日本一周できたのは、HSEだったから、ということもあるかもしれません。
(無論それだけじゃないですが。)
HSEもHSPも非HSPさんでも、「知る」ことで旅行が、そして人生がもっと楽しくなります。
この記事から何かを知ったり気づいたりすることがあったら嬉しいです。
HSPについて詳しく気になる方は、結局HSPって何?どうしたらいい?旅好き心理士が深く考えてみた、という記事を読んでみてください!
このブログでは、知れば旅行がもっと楽しくなるマインドコラムや延べ日本一周で訪れた場所の詳細レビューなどを発信していますので、ぜひ他の記事も見て行ってください!
ほなまたね~🌸