どうも、日本一周2周目にゃんたび夫婦の妻さくらです!
とある1月某日、各地に蔓延防止措置が出る前に滑り込みで、銀山温泉に行ってまいりました!
銀山温泉は山形にある温泉街。
NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったんだそうな。
かく言う私はおしんは残念ながら見たことがないのですが…。
でもとにかく素敵そうな温泉街やな~と思ってかねてから行きたいと思っていました。
銀山温泉は雪景色がとっても綺麗で人気なので、冬の時期はとっても人気でなかなか予約が取れず…。
カップル時代からちょこちょこ調べてはいたのですがいつも見た時には予約でいっぱい、という状態でした。
それが!ようやっと!1月の雪の時期に予約が取れたのです!
正直お宿やお料理、交通費含めて結構なお値段でしたが、たまのご褒美ということで贅沢してきました!
今回は、銀山温泉の一日4組限定のお宿のレビューと、観光の記録をまとめました。
この記事は…
- 銀山温泉に行ってみたい!
- 銀山温泉のおすすめ宿が知りたい!
- 銀山温泉のほっこりカフェ・ランチ処が知りたい!
- 実際に旅した人のレビューが読みたい!
…という方におすすめです!
観光の際の注意点などもありますので、銀山温泉に行く前にぜひチェックしてみてください♪
ほないくで~🐾
目次
銀山温泉へは、今回は新幹線を使いました!
さすがの節約好きにゃんたび夫婦も、今回ばかりは新幹線。
高速バスを乗り継ぎまくると片道5000円程度で行けるのですが、7時間以上~~一泊二日では無理~~😂

時は金なりということで…
東京駅から東北新幹線に乗り、大石田駅まで約3時間。
往復だと6時間かかるので都心から日帰りはきついですが、1泊2日であれば十分ゆっくり過ごすことができます。
東北新幹線の座席の広さに感動しながら、いつになくゆっくりとした時間を過ごしつつ移動。
18きっぷの旅だと乗り換えまくりなので、3時間続けて電車にのっていたのは初めてだったかもしれません。笑
大石田駅に到着し、駅のホームでまず雪に驚いて思わず写真をぱしゃり。

駅に降り立っても、そこは銀世界でした。


雪ぶあついな…
ぶあつい雪は都会民には全く見慣れないのです。
日本一周でたくさん雪景色を見て、何度かぶあつい雪も見ているのですが、こればっかりは何度見ても慣れません。笑

雪や~♪
くろは雪を見るとテンションがあがる習性を持っています。
対する私さくらはというと…。

さむい…むり…すべりそう…
見るだけなら綺麗で好きなんですが、いざそこにいるとなると、寒くて身体が冷えることや、雪で足元がすべりやすくなっていることなど、心配事のほうが勝ってしまいます。
海や砂浜を眺めるのは好きなくせに、砂浜に触れたり海に入ったりすることは苦手なのと一緒です😂
大石田駅から銀山温泉はバスでおよそ40分くらい。
駅を出てすぐとなり、バス停の近くに暖かい待合スペースがあります。
正直、電車との接続が絶妙によくないです(笑)
私たちは電車を降りてから30分以上の待ち時間が発生。
待合スペースで無料のコーヒーが飲めるので、くろはそれを飲みながら待機。
受付のお兄さんがとっても優しかったです♪
さくらは舌が子どもでコーヒーは牛乳をたくさん入れないと飲めないので(と言うといつもくろに「それはコーヒーではない」と突っ込まれる笑)自販機で買った暖かいミルクティーで待機しました。
まったりしすぎて、暇な時間にも関わらず待合スペースの写真を撮り忘れた…😢
どう頑張っても待ち時間が発生するので、旅程に合わせて時刻表(有)はながさバス (hanagasa-bus-taisei.co.jp)をチェックしておくことをおすすめします!
バスに揺られて40分、到着したらもうあたり一面真っ白の銀世界…!!
バスを降りた瞬間から足元滑りまくり…!!!しかも下り坂!
余裕がなさすぎて写真なんて撮れん😂

むりむりむりむりむり~~~~

観光地なめてた…
いうて観光地やしそれなりに整備されてるやろ!というとっても浅はかな予測のもと、ごく普通の靴で来たふたり。
一瞬迷いつつもスノーシューズを買わなかったことをめちゃくちゃ後悔しました…。
後々調べたところ、大石田駅の観光案内所(駅に隣接してます)で、観光客向けに長靴を貸してくれるみたいです…!!
この時知りたかった…!!
冬に銀山温泉に行くなら、スノーシューズ持ってない人は絶対買うか借りてください!!
ないと滑りまくりながら坂を降りていくはめになります。
スキーみたいに滑りながら降りていくツワモノ観光客の方もおられましたが…。笑
私たちにそんな身体能力はないので、悲鳴をあげながらゆっくりゆっくり降りていくしかありませんでした。
ほんと、下調べって大事ですね…。
さて、悲鳴をあげながらなんとかたどり着いた銀山温泉街がコチラ!

夕刻に到着したので、既に建物に灯りがともっていてとっても素敵!!
人生で一度は訪れたいあこがれの温泉街だったので、この空間にいることがとても幸せでした。
そんな幸せを立ち止まってゆっくり味わうひとときはとても充実していました。
が、しかし、写真をとるために少し移動するのも雪に足を取られそうになり一苦労する私たち。笑
さすがによく人が歩くところは雪かきしてくださっていましたが、それでもちょこちょこ滑りそうなポイントがあったので、少しの移動でもかなり苦労しました。
やっぱりスノーシューズは必須…!
この日は移動で精いっぱいだったので、とりあえず頑張って温泉街の奥のほうにあるお宿を目指しました。

今回私たちが宿泊したのは、「旅籠いとうや」さん。
1日4組限定!ご家族で営まれているお宿で、1日に4組だけという特別感もさることながら、お宿の雰囲気もスタッフのご家族の雰囲気もとてもあたたかなところでした。
私たちが訪れた時は真冬だったのでお部屋にはこたつが…!

やったー!!!こたつ!!!
畳の、とっても綺麗なお部屋でした!
しばらくこたつでぬくぬくして過ごし、時間になったらお待ちかねの夕食…!
この日は、「旬の味覚とA5ランク尾花沢牛付き貸し切り風呂ゆっくりほっこりプラン」なるものをくろが予約してくれていました。
A5ランクのお肉がコチラ…!!!!


肉でか~油うま~
いいお肉って油が上品ですよね…
さくらはいくら上品で良質な油でも、慣れていないので食べすぎると気持ち悪くなってしまうのですが、ここのは量がちょうどよかったので大丈夫でした!
そして旅館のごはんで欠かせないのが、地酒!
旅行に行ったら必ずどこかのタイミングで地酒を飲みます。
その土地のものをその土地で頂くのが旅の醍醐味でもありますよね~。
特に私さくらは日本酒が大好きなので、旅行に行ったら必ずそこで地酒を飲むか買って帰ります。
今回まずはじめに頼んだのはコチラ。

山形の米鶴という酒造さんの「ピンクのかっぱ」というお酒です。

旨!!!甘!!!!!!!

めちゃ甘いな
なんじゃこのお酒は、と思うくらいとにかく甘くてうまい!!!!
めちゃめちゃおいしいのですが、正直頼むタイミングを間違えました…。
ご飯の途中に飲むお酒というよりは、とにかく甘くて旨味の強いお酒なので、デザートと一緒に飲んだり、このお酒だけ楽しむ、という飲み方のほうがよかったなあと思いました。
でもおいしかったのでしっかり一合いただきました。
通販もできるみたいです!
甘めのお酒が好きな方や、日本酒初心者さんの特に女性におススメ~
でもやっぱり食事に合うものも飲みたかったので、いつもはだいたい一合で終わるのですが、もう一合頼みました。笑
それがこちら。

「楯野川」の純米大吟醸!
実は以前お取り寄せしたこともあったお酒。
すっきりめの辛口のお酒で、よくお食事に合うのです。
そしてすき焼きの油をすっきりおいしく流してくれるのです。
こちらも通販あり!なんとリニューアルされているとは。
ちなみに、このカゴの中に日本酒が冷やされている状況が、風情を感じて好きです。笑
わかる方いますかね…。
そしてとても印象に残ったお料理がコチラ!

山形名物の「冷やしラーメン」!
私さくらは猫舌ですが冷え性でもあるのでスープは暖かい派というわがままな人です。
なので正直、え、冷たいのか…大丈夫なんかな…と思いました。
結論、全然大丈夫でした!
まあ館内暖かいですし、お酒も飲んで多少体温も上昇していたんですけども。笑
何よりも美味しい!!!
冷たいからこその旨味が凝縮されてるというんでしょうか。
そのへんなぜなのかはっきりとわからないながら、なんか冷たいからこそ美味しい気がする…!!
…と、思いました。笑
どのお料理も見た目にも味にもお上品でとっても素敵でした♪
…お料理のあとはしばらくまたこたつでぬくぬく。
そして欠かせないのは温泉です。
なんせ「貸し切り風呂ゆっくりほっこりプラン」。
その名の通り、貸し切りの家族風呂でゆっくりほっこりすることができます。

貸切りうれしい~~
私、さくらは温泉地に行く時、貸し切り風呂があるかどうかがちょっと気になります。
大浴場で知らない人がいる中でひとりでお風呂に入るのが苦痛なのです。
各地で温泉に入ってきた経験値があるので、もちろん大浴場しかなければ平気なふりして入ります。笑
でも、やっぱりちょっと無理をしていて、ゆっくりくつろぐことはできないんですよね。
そのあたりに自分の繊細な部分やHSP傾向を感じたりするのですが、まあ誰しも大浴場よりは貸し切り風呂のほうがゆっくりくつろぐことができますよね。
いとうやさんには、窓から景色がよく見えるタイプと見えないタイプの2種類の温泉があります。
他の人が入っていない時に入口の札を入浴中に変えて入るシステムで、なんせ1日4組限定なので、うまくいけば両方のお風呂に入ることができます。
私たちはひとつのお風呂に行ったらめんどくさくなってしまうので、たまたま空いていた景色は見えないけれど窓の空き具合が少ない(換気のため開いてはいました)方の温泉に入りました。
また他の季節にも訪れて、景色がよく見えるほうにも入りたいなあと思います。
ごはんを食べたあと、いったんお部屋に戻る前のこと。

外行ってぱしゃしよ(写真とろう)

むり。さむい。むり。(でも夜の温泉街見たい)ぱしゃするの?(してきてほしい念をこめる)

…しゃーないなーさっと撮ってくるわ
…と、くろが優しさと自分の興味でひとりで撮ってきてくれた夜の銀山温泉街の写真がコチラ!


とってきたで

きれいやなあ(まんぞく)
夜は夜で幻想的ですね!
私は寒さには勝てませんでしたが、くろが写真を撮ってくれてよかったです。
旅籠いとうやさんですが、公式サイトからのご予約が一番お得!とのこと。
ほっこりあたたかな雰囲気も伝わってくるステキな公式サイトなので、ぜひ一度覗いてみてください🐾
♪information about 旅籠いとうや
所在地 | 山形県尾花沢市銀山温泉447 |
TEL | 0237-28-2025 |
時間 | チェックイン:15:00~18:00 チェックアウト:~10:00 |
料金 | 2~3名のお部屋 夕食つき 税込 21,800円~ |
アクセス | 山形新幹線→大石田→(バス)→銀山温泉 |
サイト | 銀山温泉 旅籠いとうや 【公式サイト】|1日4組限定の宿 |
朝ごはんを旅館でいただいたあとは、ちょっと朝の銀山温泉を散策しました。
散策といってもカフェへの移動ですが。笑
なんせ朝は特に気温が低く地面も凍っていて、こんな場所がザラにあります。

雪がもう完全に氷になっている部分があって、ここをふつうの靴で踏んでしまうとすぐすべる~。
それはそれは気を付けてゆっくりゆっくり歩きました。
なんとかたどり着いたカフェは、銀山温泉のカフェ「クリエ」さん。
歩くことに必死すぎて外観の写真をまた撮っていないのですが(滝汗)、レトロで素敵なカフェでした…!
いただいたのはコチラ。


なにこの幸せな見た目

マシュマロいっぱいやな
さくらが頼んだのが焼きココア(左)で、くろが頼んだのがウインナコーヒー(右)です。
焼きココアは、しあわせの味~。
ちなみに私さくらはコーヒーが飲めませんがコーヒーの香りは好きなので、くろが頼んだコーヒーの香りも楽しむことができました。笑
銀山温泉街の中にそもそもお店が少ないので、店内はわりと込み合っていました。
バスの時間まで、お昼ごはんの時間を含めてもまだかなりあったのでカフェでゆっくりしようと思っていたのですが、予定を変更しておみやげを買いに行くことにしました。
またえっちらおっちら歩いて近くの酒屋さんへ。

このちりめんの猫さん、あちこちで見るんですけど、見たことありません?
個人的に和物好き、猫好き、ゆるいの好きなので見つけると嬉しくなります。笑
このお店は「八木橋商店」さんです。
お酒の他にもご当地の商品を取り扱っています。
正直店内そんなにスペースがなく、何組かお客さんが入っていると密に感じたので、人が少なくなるのをある程度待ってから入店しました。
そうまでしても、なんとしても地酒を買って帰りたいのです!
山形のお酒は好きなものも多く色々と悩んだのですが、購入したのはコチラ!

純米吟醸酒「銀山温泉」です。
そのまんまの名前ですが、他で見たことがなかったのと、銀山温泉の雪景色が描かれたラベルにひとめぼれしたのでこれにしました!
こちらはどうやら通販などでは手に入らず、現地でしか買えないレアなお酒のようです…!
味はけっこう辛めですが、後味にクセはないので、お食事に合わせやすかったです。
ちっちゃい瓶なので一瞬で消えてしまいましたが、旅行から帰ったあともしっかり銀山温泉を味わうことができました♪
お土産を買ったら、ぼちぼちランチの場所へ。
訪れたのがコチラ。

川の対岸から写真を撮ったのでわかりづらいのですが、橋を渡った先にあるのが「伊豆の華」というお店です。
この橋の上が、人がわりと通ってるので通りやすいと思いきや、雪が深くてふいに足がずぼっとはまったりするので油断ならんかったです。笑
お蕎麦を中心としたランチだけでなく、喫茶もあって、夜はお酒も楽しめるようです。
ランチを頂けるお店も近辺に少ないのでもれなく人が並んでいましたが、はやめに行ったので15分くらいの待ち時間ですみました。
待つ場所が外で震えながらだったので15分はかなり長く感じましたが。笑
ようやっと呼ばれ、2階席に案内されました。

座敷や……
くろは身体がかたいので(あぐらをかけないほど)座敷が苦手。
さくらもくろほどではないですが座敷だと座り続けるのはしんどいなあと思ってしまう部分はあります。
でも座敷の雰囲気は好きなんですよねぇ🤔
しかもここのお店は窓から銀山温泉街が見えるので、とても優雅な気分になれます。
私たちは今回はランチでお蕎麦をいただきました。

茄子がでかい…!!!
そしてとっても綺麗。

こんな茄子の切り方、はじめて見たかもしらん

たしかに
この茄子におだしがしみて、じゅわーっと美味しかったです。
見た目以上にボリュームがあってめちゃめちゃおなかいっぱい!
ランチをしっかり頂いたあとは、またゆっくりゆっくりバス停があるところまで坂をのぼりました。
これがまた怖いわ時間がかかりすぎるわ地獄だったので、真冬の銀山温泉に行くときは絶対に!!スノーシューズ!!手に入れてから行ってくださいね!!笑
いかがでしたでしょうか。
真冬だからこその大変さと、銀山温泉の素敵さを味わった旅行になりました。
また違う季節にもきっと訪れたいなあと思います。
もしふるさと納税で何にしようか迷っている方がいたら、宿が選べる宿泊補助券があります😯

気になったら、年末になってあわてないように今すぐお気に入り登録しておきましょう♪
このブログでは、知れば旅行がもっと楽しくなるマインドコラムや延べ日本一周で訪れた場所の詳細レビューなどを発信していますので、ぜひ他の記事も見て行ってください!
ほなまたね~🌸